(醤油 526~540)

○ 「みちのく味めぐり特別編 大船渡 秋刀魚だし黒船 さんまだし香る醤油ラーメン」(明星)


 美味しくたべて東北の食を応援!!ということで、売り上げの一部を復興支援事業に寄附するといった心と体の両方から温まりそうな一杯が登場しました。
 
 大船渡にある秋刀魚だし黒船のさんまだし香る醤油ラーメンということで全国有数のさんま水揚げ量を誇る大船渡市の名物ラーメンということですがどんな味わいなのか。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。もう少し香りが強いのかと想像していたのですがさりげないさんまの香りです。

 早速、スープを一口いただきます。ほど良い脂分なので滑らかな口当たりとなっており、サッパリとした味わいの中に、あらゆるだしの旨みを感じることができました。

 具はチャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは薄味なのですが脂身の味わいもあり、ホウレンソウは独特の食感が良いですね。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、細めなのですが芯の強さがしっかりとしているので喉越しが良く、噛みしめると抜群のモチモチ感があるのが解りました。

 臭みを感じることがないさんまの香りの良さとあっさりとしているのにコクのあるスープが心に残る一品。まさに震災復興の力となる美味しい一杯となっていました。




















○ 「山岸一雄継承の味わい 麺絆 第二章 麺処ほん田 大盛り中華そば」(エースコック)


 伝説のラーメン職人として有名な山岸一雄氏の弟子である田代浩二氏から伝説の味を受け継いだ孫弟子である本田裕樹氏が監修した中華そばの登場です。

 一人でも多くの人にその味を伝えたいという願いから弟子に限らずレシピを伝授しているのが山岸一雄氏の素晴らしいところです。どんな味わいなのかとても楽しみです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。豚と魚介が合わさった香りがほんのりと漂ってくる感じでごく普通のインパクトです。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりで口に含んだ瞬間に魚介と昆布の合わさった香りが広がり、豚の旨みと風味はその後を追いかけてきました。

 具はチャーシュー、ナルト、メンマ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは硬めの食感で味付けは薄めとなっており、ナルトは大きめでモチモチ感がありました。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、気持ち細めなのですが芯の強さがしっかりとしているのでモチモチとした食感があり、喉越しの良さも抜群となっています。

 動物系と魚介系だけではなく昆布を含めた様々な旨みが詰まっているスープが印象に残る一品。元はたった一つの味なのですが、そこからいろいろな味が生まれてます。



















○ 「究麺 鶏ガラ旨醤油 5th Anniversary」(明星)


 生麺級のうまさを追究したカップ麺として衝撃的な登場を果たした究麺も5周年を迎えることになりました。これからは新SNF製法の麺で新たな一杯を届けてくれます。

 まずは鶏ガラ旨醤油ということで、のどごしの良い中太麺と大判チャーシューを楽しめるとのことです。進化した旨さ溢れる麺の味わいはどんな感じなのか楽しみですね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。鶏ガラ醤油の定番の風味とともに生麺のような麺の良い香りもしてくる感じです。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりで鶏ガラの風味が口一杯に広がるとともに、野菜の甘さのような味わいと醤油のしっかりとした味があります。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギといったオーソドックスな3種類となっており、チャーシューは大きくて肉厚があってなんといってもジューシーな旨みがありました。

 麺は新スーパーノンフライ製法の中太麺となっていて、滑らかな舌触りがあるとともに卵の風味がふわっと出てくるので生麺をいただいているような感覚になりました。

 まるで生麺のような食感と風味のある麺だけではなくチャーシューやスープも本格的な味わいになっている一品。麺の形状を生麺に近づければさらに完璧になるでしょう。




















○ 「焼豚 ラ王 コク醤油」(日清)


 北斗の拳じゃありませんが、カップ麺界のトップに君臨している存在感のあるラ王。そのラ王が麺だけではなく具の方にもこだわりを持って登場しました。

 その名も焼豚ラ王コク醤油ということで、大きな焼豚を2枚も味わいながら本格的な麺をいただくといった贅沢な仕上がりになっていますが、どんな感じになってるのか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜてから、最後に焼き海苔を添えれば完成。鶏ガラがベースのオーソドックスな香りがしてくる感じです。

 早速、スープを一口いただきます。口に含むと真っ先に醤油の味わいと風味を感じることができ、それでいて鶏の味わいもしっかりと楽しめるといった仕上がりでした。

 具は焼豚、焼き海苔、長ネギの3種類となっており、何と言っても目玉の焼豚は大きいだけではなく2枚も入っていて、肉厚で旨みもあってジューシーさも十分でした。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、ツルツルとした舌触りと程良い弾力感があるとともに、生麺の雰囲気を感じさせるほのかなタマゴの風味も感じられます。

 食べ応えがあるだけではなく肉本来の旨みとジューシーさがある焼豚が2枚も入っているのが嬉しい一品。カップ麺としてはかなり贅沢な味わいを堪能できます。




















○ 「チキンラーメン 鶏つくね+太ネギ」(日清)


 すぐおいしい、すごくおいしいのフレーズでインスタントラーメンのパイオニアとしてもお馴染みのチキンラーメンから、鶏つくね+太ネギが登場しました。

 チキンラーメンにぴったり具材!ということで、今までに登場したことがある鶏つくねに加えて太ネギも加わりました。まさに定番の組み合わせといったところでしょう。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。チキンラーメンといえばこの香りといった特別な香りがしてくるとともに、彩り豊かな具材が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にチキンエキスの風味の良さと醤油の良い味わいが広がってくるとともに、サッパリとした口当たりを楽しめました。

 具は鶏肉、タマゴ、カマボコ、レッドベルペパー、長ネギの5種類。真っ先にボリューム感を感じることができ、鶏つくねの旨みと長ネギの甘みが抜群といった感じです。

 麺はチキンラーメンならではのスナック麺タイプとなっており、独特の柔らかさと旨みが心地良さを感じさせてくれて、ボリュームもあるのでお腹も心も満足できます。

 見た目の良さと風味の良さだけでなくボリューム感と美味しさもしっかりと満足することができる一品。チキンラーメンをさらに美味しくいただける一杯となってます。

















○ 「くじら軒 横濱 特製スタミナラーメン 醤油味」(サンヨー食品)


 名店中の名店であるがゆえに何度も何度もカップ麺として登場しているらーめんくじら軒横濱から新テイストの登場。店主監修のもと特製スタミナラーメンの登場です。

 麺に愛、スープに心といった精神を持ち続けて数々の美味しい一杯を提供してくれているので、今回も間違いなく美味しいと思いますがどんな味わいなのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの小袋を入れてよくかき混ぜれば完成。鶏の香りだけではなく昆布や魚介の風味もほんのりとしてくるような感じになっています。

 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっていて、スタミナと称するので辛めの味わいかと思ったのですが、普通に中華そばに近い味わいでした。

 具は鶏肉、ホウレンソウ、メンマ、ニンニク、長ネギの5種類となっており、鶏肉は唐揚げということで衣の風味と味付けを楽しめ、ニンニクは大きくて風味が良いです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち細めとなっていますが歯切れの良さと芯の強さを感じることができ麺自体に味付けされているので美味しいです。

 風味と味わいが落ち着いているスープに栄養のある具材を取り寄せたのが特徴となっている一品。具材のラインナップでスタミナを再現するといった予想外の一杯です。




















○ 「旬麺彩 濃厚魚介しょうゆ」(日清)


 旬の食材とともに食感豊かな麺をいただき、さらに彩りの良さを目で楽しむといったことをコンセプトにしているのかよく解りませんが、縦型カップの旬麺彩の登場です。

 今回は、濃厚魚介しょうゆいうことで、鰹と豚骨の旨みを効かせたコクのある濃厚しょうゆスープが特徴とのことです。どのような旨みが表現できているのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。魚介と豚骨のほのかな香りが漂ってくるだけじゃなく、メンマや長ネギの香りもしてくるのが印象に残りました。

 まずは、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、豚骨エキスのマイルドな味わいを感じることができ、濃いめの醤油の味付けとなっています。

 具は豚肉、タマゴ、メンマ、長ネギの4種類。豚肉はダイスミンチタイプということで香辛料が利いている肉の旨みを感じることができ、メンマは食感と風味が良いです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、すすっている途中でちぎれそうな細さなのですが、コシの強さがしっかりとしているので満足できる食感となってます。

 豚骨エキスがしっかりと染みていて魚介の風味も楽しむことができるスープと予想以上に食べ応えのある具材が印象的な一品。小さなカップですが完成度は高かったです。



















○ 「DRAGONBALL Z 神と神 ワンタン入り中華そば しょうゆ味」(エースコック)


 超大人気アニメとして今や世界中でお馴染みとなっているドラゴンボールZの映画が上映されるということで、その映画とタイアップした一杯が登場しました。

 その名も”DRAGONBALL Z 神と神 ワンタン入り中華そば しょうゆ味”ということで、変わったテイストではなく落ち着いた中華そばになっていました。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。中華そば定番の鶏ガラが利いているような香りが漂ってくるとともに卵の風味もしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、麺に含まれている卵の風味が染みているような感じで、胡椒が利いているのもよく解りました。

 ワンタン、メンマ、ナルト、長ネギの4種類となっており、目玉のワンタンは柔らかくて口に入れると直ぐにとろけて、長ネギは大小さまざまな大きさとなっていました。

 麺はノンフライで細めのややちぢれ麺となっていますが、コシの強さがしっかりとしているので喉越しの良さがあるとともに、卵の風味が効いているので美味しいです。

 何か懐かしさを感じるようなスープの味わいと食感が抜群の麺が際立っている一品。飽きのこない味わいとなっているのでどの世代にも受け入れられるでしょう。



















○ 「兵庫の有名店 芦屋 ふうりん 旨味醤油ラーメン」(日清)


 兵庫県芦屋市にある有名ラーメン店のふうりんのスープは鶏ガラと野菜の旨味が凝縮されているとのことですが、そんな一杯を再現した旨み醤油ラーメンの登場です。

 地元に馴染みのない人にとってみれば芦屋市は高級感溢れるイメージがあるので、スープも上品な味わいになっているような気がしますが、はたしてどんな味わいなのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて特製香油を入れてよくかき混ぜれば完成。鶏ガラのとても良い香りだけではなく、タマネギの香りも合わさっているのが印象に残ります。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、鶏ガラの旨みと白菜などの野菜の甘みが程よく合わさっているので、美味しくいただけました。

 具は豚肉、ハクサイ、長ネギの3種類となっており、豚肉は甘めの醤油たれで味付けされているような味わいでハクサイはシャキシャキ感と甘さがスープによく合います。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており形状的にはスナック麺タイプに近いのですが芯の強さがしっかりとしているのと弾力感があるので喉越しが良い感じです。

 鶏ガラと白菜の美味しいところを上手に引き出しているスープと食感が心地良い麺のコラボを堪能することができる一品。鍋の締めをいただいているような味わいです。




















○ 「ガチ盛 大盛一・八倍 濃厚煮干し醤油ラーメン」(明星)


 カップ麺といえば食事というよりも小腹が空いた時にちょっといただくくらいの感覚なのでそんなにボリュームは無いのですが、今回は一・八倍といったボリュームです。

 通常の大盛りサイズは一・五倍なのでそれよりも大きいというのがポイントです。ラーメン店でいただくような食べ応え感があるとのことですが、はたしてどんな感じか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。煮干しの良い香りが漂ってくるとともに、タップリの麺が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に煮干の風味が広がり、ポークやチキンのエキスが詰まっているコクのある味わいと濃いめの醤油の味わいがしました。

 具はチャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは薄めの味付けで柔らかさがあり、長ネギは太めと小さめの2種類入っています。

 麺はスーパーノンフライ製法で作られたややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと歯にまとわりつくくらいのモチモチ感がありボリュームがあるのでお腹が一杯です。

 ボリューム満点の麺を飽きさせないで食べさせてくれる煮干しの風味が利いた濃厚スープがなんとも美味しい一品。お腹が一杯になるだけでなく心も満足する一杯です。




















○ 「全国麺めぐり 富山ブラック」(寿がきや)


 全国各地のご当地ラーメンを手軽に味わうことができるということでお馴染みとなっている全国麺めぐりシリーズから、富山が発祥の醤油ラーメンの登場です。

 その名も富山ブラックということで黒胡椒が利いている鶏ガラと豚骨が合わさったスープが特徴となっています。胡椒率がかなり高いので辛いのが苦手の人は要注意です。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。醤油の醍醐味が伝わってくるような香りがするとともに胡椒のパンチのある香りもしてきます。

 まずは、スープを一口いただきます。見た目のインパクトと違ってサッパリとしていて飲み易く、醤油の旨みとだしの甘さと胡椒の辛さが良い感じで合わさっています。

 具は、チャーシュー、キャベツ、ゴマ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは大きくて薄めの味つけですが柔らかさとジューシーさがしっかりと伝わってきます。

 麺はノンフライのちぢれ麺となっており、すすりやすさは無いもののモチモチ感が抜群となっており、平型麺を分厚くした感じなのでスープがよく絡んで美味しいです。

 醤油そのものの風味と味わいを楽しめるだけでなく胡椒のパンチの良さを堪能することができる一品。見た目以上に飲み易いスープの味わいは癖になりそうです。




















○ 「豆しばヌードル しょうゆ」(日清)


 食事をしようとすると豆料理の中から突然現れて豆知識をひけらかすといったことで、CMの人気キャラクターとなった豆しばとタイアップした縦型カップ麺の登場です。

 ネーミングはそのまんまの豆しばヌードルということでしょうゆとみその同時発売となりました。緑豆でんぷんが入っている麺の味わいはどんな感じなのか気になります。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。オーソドックスな醤油ラーメンによくあるポークエキスの風味が漂ってくるので、心がホッと落ち着く感じですね。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっていますがポークエキスの旨みがしっかりと伝わってくるとともに昆布の優しい味わいも感られます。

 具は豚肉、メンマ、タマゴ、長ネギの4種類となっており、タマゴは大きくてフワフワとした食感と甘さがあり、豚肉は薄いのですが甘めのたれで味付けされていました。

 麺はスナック麺タイプに近い形状となっているのにまあまあの弾力感があり、緑豆でんぷんの味わい自体はよく解りませんが、後味がスッキリしていてスープに合います。

 グイグイ飲めるくらいにスッキリとしているのに味わいのあるスープとしっかりとした食感のある麺のコラボを堪能できる一品。見た目は可愛くても本格的な味わいです。



















○ 「この麺、美味さ革命的 革麺 ガラ炊き 醤油らぁ麺」(エースコック)


 茹でたて生麺のコシと風味を追究して専門店品質のレベルに仕上げたといったカップ麺の登場。その名もこの麺、美味さ革命的革麺ガラ炊き醤油らぁ麺です。

 多くのメーカーで麺の質の高さを追究していて2013年は袋麺が先頭を走っているといった感がありますが、カップ麺の完成度の高さがどのくらいなのか気になります。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープと後入れ粉末スープを入れてよくかき混ぜれば完成。スープの香りに負けないくらいの麺に含まれている卵の香りがしました。

 まずは、スープを一口いただきます。滑らかな口当たりを感じるくらいの脂分があって、だしの旨みと甘みだけではなく麺の風味もだしとして加わっているのが解ります。

 具は焼豚、メンマ、長ネギの3種類となっており、焼豚は端が硬めで中味は柔らかめといった食感で薄めの味わいがスープによく合い、メンマはコリコリ感がありました。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りとしっかりとしたコシの強さを感じることができ卵の風味の良さが口一杯に広がってくるので美味しいです。

 スープに染み出るくらいに風味のある麺に含まれている卵が心に残るような一品。とにかくスープのオーラを消してしまうくらいに麺のインパクトが強い一杯でした。



















○ 「ご当地最前線 新喜多方しょうゆラーメン」(エースコック)


 ご当地ラーメンの新しい定番となる味わいを手軽に楽しめるということでお馴染みとなっているご当地最前線シリーズから、新喜多方しょうゆラーメンの登場です。

 これぞ進化系喜多方ラーメン背脂の味わい深さが最前線!といったことが書いてあります。喜多方ラーメンならではのスープに背脂が入ることによりどんな味になるのか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。背脂ならではの癖があって食欲をそそるような香りが漂うとともに魚介の風味もしてきます。

 まずは、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に背脂の風味が広がり、魚介の風味の良さと醤油の絶妙な味わいもあり、後味がスッキリしていて飲みやすいですね。

 具は焼豚、メンマ、長ネギといったオーソドックスなラインナップとなっており、焼豚は薄めの味付けとなっていて噛むほどに甘さがでてきて、メンマは食感が良いです。

 麺はノーマルタイプのちぢれ麺となっており、平型で厚みがあるのでスープと背脂の風味が良く絡むので美味しくいただけ、モチモチとした食感も楽しむことができます。

 豚と魚介が合わさった風味と旨みに背脂が加わったことにより味の層が厚くなっているのが伝わってくる一品。スープの旨さというのを堪能することができる一杯です。



















○ 「凄麺 青森 煮干中華そば」(ヤマダイ)


 凝ったスープと具材に合わせた本格的な麺で本物の美味しさを演出していることでお馴染みとなっている凄麺シリーズから、青森のご当地ラーメンが登場しました。

 その名も青森煮干し中華そばということで、青森の風土が育んだ味、煮干しのダシが効いた醤油味ラーメンとのことです。青森に行ったと思っていただくことにします。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜ、最後に焼き海苔を添えれば完成。控えめな煮干しの良い香りがしてきました。

 まずは、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりで思っていたよりも煮干しの風味は強くなく醤油の濃さも絶妙な感じとなっているので飲みやすかったです。

 具は、チャーシュー、焼き海苔、メンマ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは脂身の柔らかさと肉の硬さを一緒に楽しむことができ焼き海苔は風味が良いです。

 麺は凄麺でお馴染みとなっている独自製法のノンフライ麺となっており、滑らかな舌触りとしっかりとしたコシの強さがあるので喉越しの良さを堪能することができます。

 煮干しの絶妙な存在感があって心が落ち着くような懐かしい味わいのあるスープと食感が抜群の麺を楽しむことができる一品。現地に行って食べたくなるような旨さです。


















© Rakuten Group, Inc.